さっそく前回の続きから・・・
調停の時間になり事件番号を呼ばれたはらぺこママ
先生と2人、職員の後をついて調停室にやってきました
中には男女お一人ずつ調停委員が座っています
お二人ともやや年配な感じですが穏やかでいい人そうだ
調停委員の向かいには
オフィスカジュアルの先生と
スーツでガチガチなはらぺこママ
というなんとも微妙な顔合わせ( ̄▽ ̄;)
調停委員に促され席に座りました
さっそく調停委員から声がかかります
「この申し立てをされた時は、相手方の行方がわかっていなかったんですね。
あれから相手方とは連絡が取れましたか?」
すかさず先生
「はい、その後住民票が異動された事はわかったのですが、居住実態までは
つかめませんでした。そのため相手方に調停通知も届いていません。
出頭する事は期待できないので、調停は終了ということにしたいと思います」
顔を見合わせる調停委員2人
「わかりました。では今回の意向について裁判官に伝えます」
「またお声がけしますので、控室でお待ちください」
調停委員はそのまま、すぐどこかへ内線をかけていました
はらぺこママ
何とひとことも言わず調停室を後に( ̄▽ ̄;)
トコトコと控室に戻り先生から調停室での事と今後の説明が
今のは、もう相手方が調停に来る事が考えられないため
このまま調停を続ける意義がない事を伝えたものです
これを受けて調停委員も「やっぱり」と思っていましたね
次に呼ばれたときには裁判官もきて調停終了を宣言すると思います
そうなのか・・・
夫の居場所がわかったつもりでいたけど、必ずしもそこに住んでいるとも
限らないってことなのね・・・
これも、これから離活を優位にすすめるための戦略のひとつなのかな
また呼ばれるまでの間、これから先に向け先生から
財産分与の話や保全について打ち合わせを続けます
(いつか財産分与や保全についても取り上げますね)
ふたたび事件番号で呼び出しがありました
調停室に行くと人が増えています
「はらぺこママさん 私は裁判官のAです」
「書記官のBです」
はらぺこママ、人生で初めて裁判官に出会いました
きれいな女性だったなあ
「先ほど調停委員から、期日を続けず終了すると聞きました。
申立人の意向は変わりませんか?」
先生「はい、続ける意義もないですし終了します」
「承知しました。それでは、これを持って調停を終了致します」
はあ、もう終わるんだ、あっけなかったなあ・・・
と思うはらぺこママに裁判官が一礼
すると裁判官、頭を上げた時に
☆*:.。. ( 〃 ˆᴗˆ 〃 ) .。.:*☆
めっちゃくちゃに優しく微笑みかけてくれたんですよ✨
よく見ると、調停委員も書記官もみんな穏やかに微笑んでいる
ここにいるみんながはらぺこママを応援してくれている
そんな空気で満ち溢れているんです
はらぺこママ、ものすごく勇気をもらいました!!!
これから、ひと山もふた山もあるけど
これならきっと乗り越えられる
そんな気持ちになる事ができたんです
書記官からは、納付して余った切手を返してもらい
先生に事件の終了届の発行をしました
これで調停はおしまい
相手方がいれば、調停でのトンデモなやりとりをお伝えできるけど
まあいないんだから、こんなものか
先生とは、あらためて後日事務所で打ち合わせをする事に
別案件もあって、先生は他のクライアント先へ出かけていきました
はらぺこママは、ひとり裁判所を後にします
これからは裁判に向け一直線に向かうことになりますが
負けないで頑張ろう
そう決意を新たにした1日となりました
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